emppassword


EMPPASSWORD(1)                                       EMPPASSWORD(1)


名前
       emppassword - Empress サーバで使用される Empress バスワー
                      ドファイルの管理機能を提供します       

形式
       emppassword -help

       emppassword PASSWORD_FILE_SPEC COMMANDS


機能説明
       emppassword は Empress サーバー(リプリケ−ションマスタサ
       ーバと ODBC サーバ)のパスワードファイルを管理するためのユー
       ティリティーです。

       -help オプションは用法の説明が表示されます。

PASSWORD_FILE_SPEC
       パスワードファイルの仕様です。

       パスワードファイルを指定するために、以下の二つ方法があります。

       SERVER_NAME  
              emppassword は ネットワークコンフィギュレーションファ
              イルで SERVER_NAME のために定義されたパスワードファイル
              を使用します。

              EMPRESS パスワードのロケーションはネットワークコンフィ
              ギュレーションファイルの SECURITY_PASSWORD_FILE 属性で
              定義されます。

              emppassword ローカルマシンにあるバスワードファイルの
              読み書きなどのオペレーションを行います。ユーザーはバス
              ワードファイルに対して、読み書きの権限を持たなければな
              りません。

              emppassword は指定されるサーバ SERVER_NAME とのコミュ
              二ケートは行いませんので、サーバがオンラインになる前に
              バスワードファイルセットされることは可能です。

       -f FILE_NAME  Empress パスワードファイルを指定します。


COMMANDS
       主なコンマンド:

       add LOGIN [OPTIONS]
              ユーザ LOGIN をパスワードファイルに追加します。

       create パスワードファイルを作ります

       del LOGIN
              ユーザ LOGIN をパスワードファイルから削除します。

       list [LOGIN] [-fast]
              ユーザ情報をリストします。

       upd LOGIN OPTIONS [OPTIONS]...
              ユーザ LOGIN の情報を修正します。

OPTIONS
       options は:

       -accept [+-] HOST [,HOST]...
              ユーザーのアクセブトコントロールリストにホストを追加
              又は削除します。

              [+]HOST  -  指定された HOST を(+の記号はオプショ
              ンナルです)Empress サーバへの接続を許可されるホスト
              リストに追加します。

              -HOST - 指定された HOST をEmpress サーバへの接続を
              許可されるホストリストから削除します。
              
              ホスト名のリストが指定されることができます。コンマで
              ホスト名が区分されます。ホワイトスベイスはこのホスト
              名リストに使用できません。

              バスワードファイルの中のアクセプトリストがなければ、
              そのユーザのアクセブトコントロールメカニズムはオフと
              します。詳しくは、HOST SPECIFICATIONを参照して下さい。

       -accept off
              アクセブトコントロールをオフにします。このアクセブト
              コントロールリストは無視されます。このオブションはア
              クセブトコントロールリストを修正していません。

       -accept on
              ユーザーのアクセブトコントロールをオンにします。バス
              ワードファイルにあるアクセブトコントロールリストの内
              容はユーザのサーバログイン許可の確認のために使われま
              す。

       -c COMMENT
              ユーザ LOGIN のコメントを追加又最新します。ホワイト
              スベイスが含まれている場合には、「"」を使用しなければ
              なりません。

       -fast このオブションは list オペレーションのために設置されま
              す。このオブションが指定されてあれば、ホストの IP ア
              ドレスのみ表示されます。ホスト名は表示されません。ネ
              ットワークコンフィギュレーションによって、ホスト名を
              解決するために、時間が掛かる場合はあります。

       -p    このオブションはパスワードの update オペレーションのた
              めに設置されます。emppassword は プロンプトを出力し
              て、ユーザーのパスワード入力を期待します。     

       -reject [+-]HOST[,HOST]...
              ユーザーのリジェクトコントロールリストにホストを追加
              又は削除します。

              [+]HOST  -  指定された HOST を(+の記号はオプショ
              ンナルです)Empress サーバへの接続を拒否されるホスト
              リストに追加します。

              -HOST - 指定された HOST をEmpress サーバへの接続を
              拒否されるホストリストから削除します。
              
              ホスト名のリストが指定されることができます。コンマで
              ホスト名が区分されます。ホワイトスベイスはこのホスト
              名リストに使用できません。

              バスワードファイルの中のリジェクトリストがなければ、
              そのユーザのリジェクトコントロールメカニズムはオフと
              します。詳しくは、HOST SPECIFICATIONを参照して下さい。
       -reject off
              リジェクトコントロールをオフにします。このリジェクト
              コントロールリストは無視されます。このオブションはリ
       ジェクトコントロールリストを修正していません。

       -reject on
              ユーザーのリジェクトコントロールをオンにします。バス
              ワードファイルにあるリジェクトコントロールリストの内
              容はユーザのサーバログイン許可の確認のために使われま
              す。


HOST SPECIFICATION
       -accept-reject オプションを用いる HOST のフォーマシト
       は以下のようです。

       localhost
              localhost はサーバと同じマシンであることを意味します。
              この設定は IP アドレスに変換されません。

       HOSTNAME
              マシンのホスト名です。これはIPアドレスに変換されます。

       HOSTNAME.DOMAIN
              マシンのホスト名です。これはIPアドレスに変換されます。
               (例えば、www.empress.com)

       xxx.xxx.xxx.xxx
              IP アドレスです。 (例えば、192.43.219.86).

       xxx.xxx.xxx.*
              クラスCネットワークのすべての IP アドレスが含まれます。
               (例えば、 192.43.219.*).

すべてのユーザーの設定
       すべてのユーザーに制限を掛かる場合には、"ALLUSERS" というの
       特殊なユーザーを使用するべきです。サーバ管理者は emppassword 
       を使って、ノーマルユーザーと同じように、"ALLUSERS" に管理す
       ることができます。しかし、"ALLUSERS" としてログインすること
       はできません。

認証
       ユーザー情報の中に、三つの部分は認証のために使われます。LOGIN, 
       PASSWORD および REMOTE_HOST の IP アドレスです。REMOTE_HOST 
       はのユーザーログインからのマシンです。Emppress バスワード認
       証を使用している場合には、Empress サーバにログインするときに、
       以下の一つ条件が満たしている場合には、接続が拒否されます。

       o      LOGIN はバスワードファイルの中に存在していません。

       o      無効なパスワードです。

       o      ALLUSERS のリジェクトコントロールメカニズムはオンにセ
              ットされて、REMOTE_HOST ALLUSERS のリジェクトリスト
              の中に存在しています。

       o      ALLUSERS のアクセブトコントロールメカニズムはオンにセ
              ットされて、REMOTE_HOST ALLUSERS のアクセブトリスト
              の中に存在していません。

       o      LOGIN のリジェクトコントロールメカニズムはオンにセッ
              トされて、REMOTE_HOST LOGIN のリジェクトリストの中
              に存在しています。

       o      LOGIN のアクセブトコントロールメカニズムはオンにセッ
              トされて、REMOTE_HOST LOGIN のアクセブトリストの中
              に存在していません。



ファイル
       EMPRESS database files.

関連項目
       empsvadm(1)

       Empress: Server
履歴
         著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、
         認可制になっています。認可されていないCPUでの使用は禁止
         されています。