CHAPTER 5: コネクティビティ (ODBC) サーバー管理



5.1 はじめに

このチャプターではコネクティビティ (ODBC) サーバーの管理を取り扱います。 ここには下記についての説明が含まれています。



5.2 Empress サーバー管理ユーティリティ

Empress サーバー管理ユーティリティは empsvadm と呼ばれます。 このユーティリティの用法は、開始、停止とEmpressサーバーの管理です。 完全な用法は [Empress サーバー管理ユーティリティ] 中で説明されています。

Empress サーバーの名前は empsvadm 実行のために指定しなくてはなりません。
このユーティリティの一般的な用法は


    empsvadm サーバー名 コマンド 

1. サーバー名 は、Empress サーバーの名前です。 このデフォルトのサーバー名は $EMPRESSPATH/config/netserver.cfg ファイル内の NAMEに指定された名前です。 リプリケーション マスター サーバーのためのデフォルトの サーバー名emprepsv で、ODBC (コネクティビティ) サーバーのためのデフォルトのサーバー名empodbcsv です。

2. 以下にコマンド を示します。



5.3 Empress パスワードファイル

Empress サーバーパスワードファイルは Empress コネクティビティ (ODBC) サーバーのための ログイン名およびパスワードを定義するために利用されます。 また、各ログインに対してのアクセス制限を定義します。 パスワードファイルは emppassword ユーティリティで管理します。 このユーティリティは [ パスワードファイルユーティリティ]に説明されています。



5.4 Empress サーバー ログ ファイル

Empress サーバー ログ ファイルは 実行されたオペーレーションの履歴を保存するために Empress サーバーが開始されるときに作成されます。 ログファイルは Empress サーバーに対しての クライアント リクエストの履歴となります。 Empress サーバー ログ解析ユーティリティ empsvlogstat は Empress サーバー ログ ファイルからのデータの表示および分析のために利用されます。 このユーティリティの用法は [Empress サーバー ログ分析ユーティリティ]. に説明されています。



5.5 Empress コネクティビティ(ODBC) Windows用 サーバー管理ユーティリティ

Empress コネクティビティ (ODBC) サーバー管理ユーティリティは Windows の タスクバーのスタートメニューから起動することができます。 このグラフィカルなユーティリティは、 Empress コネクティビティ (ODBC) サーバーの管理および 開始、停止、設定をおこなうことができ、 コネクティビティ (ODBC) サーバー管理者をサポートします。